今回のマンボウは、山しかないのに山梨県は甲府市に来ています。
マンボウ、海がなくてさみしいわねえ。
兜をかぶって、どっしり座ってます。
山梨県といえばもちろん、武田信玄だよね。
目次
軍配、兜に歴史小説……信玄公にまつわるあれこれ
上杉謙信と川中島での一騎打ち
川中島の合戦のとき、上杉謙信が本陣に斬りこんできたのを軍配で防いだ一騎打ちのエピソードが有名だ。
長野県の諏訪大社は軍神・諏訪明神を祀っているから、
その勝利の力にあやかる兜ということだね。
新田次郎『武田信玄』
新田次郎の小説『武田信玄』
を読んだことはあるかな。
「風の巻」「林の巻」「火の巻」「山の巻」
と全4巻で構成される大作だ。
価格:935円 |
大河ドラマ化されたりしているんだ。
躑躅ヶ崎が夢の跡╿武田神社
風林火山の旗印!
甲府駅からの一本道をおよそ3キロ北へ進んだところにある。
「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」
(疾(はや)きこと風の如く、
徐(しず)かなること林の如く、
侵掠(しんりゃく)すること火の如く、
動かざること山の如し)
『孫子』(軍争篇)
でも、旗には漢字しか書いていないような。
信玄公は孫子の体現者だった。
「風林火山」を掲げる信玄必勝の秘訣とは?|『孫子の盲点』で見る信玄の戦①
武田信玄と孫子の関係はこちらの記事をチェックしてくれ~
かつての武田家の拠点「躑躅ヶ崎館」
もともと、武田家の本拠だったんだ。
武田家の本拠本丸のこの躑躅ヶ崎の跡地に、武田家のための神社が作られた。
よくイメージされるお城とは違って、政務の中心という具合だね。
武田家の家紋は菱形なんだ。
神社の敷地内や、宝物殿でもたくさん見られる。
「武田信玄」関係の記事
【新田次郎『武田信玄』】
【現地情報】
【『孫氏の盲点』】
まとめ
- 信玄公といえば軍配に諏訪法性(すわほっしょう)の兜!
- 小説は新田次郎の『武田信玄』が有名。
- 武田家の政務の中心だった「躑躅ヶ崎館」は今では「武田神社」として信玄公をお祀りしている。
基本情報
武田神社
≫http://www.takedajinja.or.jp/
〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611
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TEL:055-252-2609