横山三国志②│「呂布」の最期から「関羽」の千里行まで

こんにちは、はてはてマンボウです。

今回は、「横山三国志」の記事の続きです。

 


 

 

 


 

今回は、虎牢関の戦いで大きな活躍をした呂布と、劉備の関係性を中心に見ていくよ。
梓

 

出世→また出世(190年代)

宮廷を掌握する董卓を完全に討ち果たせたわけではないものの、討伐軍は一度解体され、劉備の戦いは小休止。

劉備は、公孫瓚の推薦で平原(へいげん)の地を治めていた。

梓

第7巻「江東の波乱  」

第1話「孫堅立つ」

 

すると、強大な兵力を持つ曹操(そうそう)に攻められている徐州が、諸国に助けを求めた際、

義の心から劉備が徐州へ応援に行くことに……。

梓

第8巻「呂布と曹操」

第3話「休戦勧告」

 

さて、劉備が援軍に来た徐州、これを攻める曹操。

ところが、その隙に呂布が、空になっている曹操の本拠地を攻めてきた。

曹操は戻り、呂布との対決を繰り広げる。

 

……と、そうこうしているうちに、余命わずかとなった徐州の陶謙(とうけん)に、どうか徐州を治めてほしいと言われる

梓

第9巻「曹操の台頭」

第1話「イナゴ」

 

こりゃあ、ラッキーまぼ。

しかし、「徐州」ってことは、かなり大きい範囲を治めることになったんですかね?

 

 

おお、かなり大きい!

こりゃあ、大出世マボよ!

 

呂布に敗北して、あべこべの関係に→曹操に寄寓(190年代)

しかし、そう都合よく話は進まない。

この頃、あの呂布が、なんと董卓を打倒していたものの、一方で自分自身も都・長安を追放されており、流浪した結果、劉備の下に身を寄せていた。

そして、呂布の裏切りにあった劉備は、徐州を追放されることになる。

梓
あっけない!
ところが呂布は、袁術(えんじゅつ)との戦いを続けていたことから、袁術に対抗するため、劉備一行を迎え入れ、小沛(しょうはい)で勢力を維持させた。

かと思いきや、同じく争っていた曹操に対抗するため袁術と和睦して、劉備を破る。

劉備は曹操の下へ逃れることになった

梓
めちゃくちゃな勢力図を作る人ですね、呂布……。
曹操の計らいにより、劉備は豫州(予州:よしゅう)の長官に任命される。
梓

第11巻「孫策の快進撃」

第6話「馬泥棒」

 

その後、呂布を討伐したい曹操により、劉備は再び小沛に送り込まれる。
梓

第12巻「南陽の攻防戦」

第5話「苦い勝利」

 

小さい勢力とはいえ、まだまだ周囲に振り回される劉備ですねえ。

呂布を倒すことはできたんですか?

 

結局、呂布は曹操の仕掛けた水攻めに遭い、呂布軍は崩壊に向かう。
そのうち、部下が曹操に内応し、呂布を曹操に差し出してしまう

呂布は曹操に
「このわしを 自分の部下として使ってみる気はないか
 まだまだ わしの利用価値はあると思うがどうだ」
と訴えるんだけど……。

梓

第14巻「呂布の末路」

第5話「呂布の最期」

劉備がしれっと引導を渡しているマボ……

 

 

徐州から冀州へ(190年代)

再び徐州へ

曹操の下に寄寓していた劉備。

曹操が袁紹(えんしょう)と争うことになった際、
徐州を拠点に、袁紹と手を組んでいた袁術と戦いたいと申し出る

梓

第15巻「玄徳の秘計」

第4話「放たれた虎」

 

はて。

劉備はなんだか、悪い顔してませんか?

大きなたくらみ!
このとき、曹操は劉備を大人物だと見込んでいて、

今の世の英雄は、自分と劉備しかいないと喝破していた。

なので、自分のことを危険に思って曹操が排除しに動く前に、劉備は自ら曹操から離れることにしたんだ。

梓

第15巻「玄徳の秘計」

第3話「英雄論」

 

曹操から早々に逃げるわよ~はてはてはてはて。

 

またまた流浪に/関羽は曹操の下へ

そして、徐州を拠点に、劉備は袁術を倒すことに成功する。

しかし、曹操から借りた手勢をそのまま、徐州に留まる劉備。

さすがに曹操に目をつけられて、攻撃を受けることになる。

一度は曹操を退けることに成功するんだけど、国内のごたごたを整理した曹操が再び攻めてきて、劉備は徐州を追われることに……

梓

第17巻「関羽の苦悶」

第2話「徐州落つ」

 

劉備はいい人そうな雰囲気を醸し出しているけど、

まあ、徐州を乗っ取ろうとしていたわけですし、

よくよく考えたらしょうがないマボ。

このとき、関羽は別の城を守っていた。

しかし、やはり曹操軍に攻められて、降伏する羽目に。

天下の人材マニアである曹操は、関羽を配下に加えようとするが、

関羽は降伏の条件を3つ出す。

梓
  1. 曹操ではなく漢に降伏する
  2. 関羽と一緒にいた劉備の妻子の安全を守る
  3. 劉備が生きていると分かれば、すぐに劉備の下に帰る

 

足元を見た条件マボねえ。
結果、関羽は曹操の下へ
長安・洛陽から遷都され曹操の勢力下にある漢の都・許昌(きょしょう)へ行くことになった。

一方、劉備は、冀州(きしゅう)の袁紹の下へ身を寄せることになった。

梓

第17巻「関羽の苦悶」

第3話「降伏の条件」

 

第17巻「関羽の苦悶」

第5話「白馬の野」

 

 

関羽の千里行│冀州から荊州へ(200年代)

その後、劉備の属する袁紹と、関羽の属する曹操とでの争いが続いていく。

かつて劉備の部下だった関羽が、袁紹の有力な部下を次々に葬っていくので、袁紹軍の中で劉備の立場はなんとなく悪くなることに。

梓
劉備って、ちゃんと領土を持っていることはほとんどなくて、いつも肩身が狭いマボねえ。
さて、一方の関羽の方は、劉備が袁紹の下にいることを聞きつける。

曹操に降伏したときに突き付けた条件に従って、関羽は曹操の下を去り、劉備の下へ向かう。

関羽は道中、古城に身を隠していたところで偶然会った張飛と合流し、冀州の県境までやってきた。

このことを聞いた劉備は、

「曹操と争う袁紹のために、荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)を味方につけるから」

と理由をつけて、荊州へ向かうことにする。

梓

第19巻「呉国の暗雲」

第2話「主従再会」

 

この人、また、理由付けてどっかに行こうとしているマボ。

こうして見ると、劉備って呂布なみにセコいんじゃ……。

ちなみに、この道中、趙雲(ちょううん)という武将が仲間に加わる。

かつて、劉備が公孫瓚と一緒に戦っていたとき、一度一緒に戦ったことのある人物なんだけど、

今回、劉備が荊州に向かうタイミングで、ちゃんとした一員になるんだ。

梓

 

第19巻「呉国の暗雲」

第2話「主従再会」

 

そういうわけで、今度の劉備は荊州に寄寓することになる。

一方、袁紹を打ち倒した曹操は、荊州の劉備を警戒するようになった。

梓

第20巻「凶馬と玄徳」

プロローグ

 

あの~この地図に出てきた劉表さんと、

少し上のコマの袁紹さん、

あごひげ以外、あまり顔が変わらないような……

 

左が劉表、右が袁紹

 

まあ、登場人物が多いから、あまり固いことは言わないで……。

さてさて、次回はいよいよ、「横山三国志」世界における最強の軍師が登場するよ

梓

 

まとめ

  • 平原→徐州と出世を続けるも、呂布に裏切られた劉備は、小沛を治めたのち、追放され曹操の下へ。
  • 劉備は曹操の兵を借りて徐州に行くも、曹操に追われ、冀州の袁紹の下へ。
  • その後、散り散りになっていたところから合流した劉備一行は、荊州の劉表の下へ。

 

参考資料

  • 「ケトル」(2017) 第37号
  • 横山光輝『三国志』(潮出版社)
  • 渡邉義浩(2022)『横山光輝で読む三国志』潮出版社.
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