
西洋美術史の流れを回遊しているところです。
今回は、解説第3弾。

ロココ、
新古典主義、
ロマン主義
について説明していくよ。
マンボウちゃん、ちゃんと話についてきているかな。
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ルネサンス、マニエリスム、バロックの記事を簡単にまとめてます。気になる人はこちらもチェックしてくれ~
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優雅で退廃的なロココ美術

フラゴナール
『ぶらんこ』
(ウォレス・コレクション、ロンドン)
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明るくてかるーい感じ。
フランスの宮廷世界の雰囲気が漂う。
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真実はいつも古典!╿新古典主義

ダヴィッド
『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』
(ルーヴル美術館、パリ)
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明るい色彩で軽く華やかで自由奔放だったロココから、
デッサン重視でお堅い雰囲気になる。
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と同時に、ギリシャ・ローマを理想としたルネサンス時代の絵画も意識されている。
ラファエロとかね。
19世紀にもなると、15世紀のルネサンスはもう古典、というわけだ。
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古典よりも感覚重視! ロマン主義

ドラクロワ
『民衆を導く自由の女神』
(ルーヴル美術館、パリ)
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聞いたことのあるような。
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19世紀のロマン主義ともなると、主題は自由になってくる。
新古典主義が古典ばかり重要視するから、多様な美が尊重された。
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まとめ
- ロココでは、宮廷世界に好まれるような優雅なタッチの絵画が見られる。
- 新古典主義は、古代ギリシャ・ローマやルネサンスを理想とした、厳かで重厚な表現。
- ロマン主義では、新古典主義への反動で、劇的な表現が好まれた。
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参考文献
- 大塚国際美術館・NHK文化センター・有光出版株式会社(1998)『西洋絵画300選』(有光出版)
- 城一夫(2012)『常識として知っておきたい「美」の概念60』(パイ インターナショナル)
- 早坂優子(2006)『鑑賞のための西洋美術史入門』(視覚デザイン研究所)
- 早坂優子(1996)『巨匠に教わる絵画の見かた』(視覚デザイン研究所)
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