【ルネサンス/マニエリスム/バロック】理想の美の復興!⇒やりすぎる╿5分でわかる西洋絵画②

こんにちは、はてはてマンボウです。

西洋美術史の流れを回遊しているところです。

今回は、解説第2弾。

 

 

引き続きルネサンス、マニエリスム、バロックについて説明していくよ。
梓
マンボウ、前回の話を覚えていません。
気になるなら、過去記事をチェックだ。
梓

 


 

そこそこわかる西洋絵画の歴史と見方 ①古代、ロマネスク、ゴシック

古代ギリシャ・ローマ、ロマネスク、ゴシックの記事を簡単にまとめてます。気になる人はこちらもチェックしてくれ~

 


 

ギリシャ・ローマの「復興」ルネサンス

レオナルド・ダ・ヴィンチ『レダと白鳥』

(ルーヴル美術館、パリ)

 

ギリシャ・ローマの神話と技術の『復興』!
梓
あ、ギリシャ・ローマが復活しました。
ルネサンス自体が『復興』っていう意味だからね。

15世紀、古代ギリシャ・ローマよ、もう一度。

梓
具体的には、何が復興したんですか。
まず、主題。キリスト教の世界しか許されていなかったのに、ギリシャ・ローマ神話も描かれるようになる。
梓
あ、1500年ぶり。
あとは技術。

彫刻の写実性が絵画にもいかされている。より人間らしい絵画になった。

梓
たしかに。

ロマネスクはもちろん、ゴシックともぜんぜん違います。

代表的な画家は、いわゆる『三巨匠』。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・ブオナルローティ、ラファエロ・サンツィ

梓
レオナルド・ダ・ヴィンチなら、マンボウでも聞いたことがあるまぼねえ。

 

ルネサンスの成れの果て!? マンネリズムのマニエリスム

ブロンズィーノ『愛のアレゴリー」

( ナショナル・ギャラリー、ロンドン)

 

やりすぎルネサンス!
梓
マニエリスムってルネサンスからつながっているんですか。
もともとは

「ギリシャ・ローマの世界のような人間らしさ!」

をテーマに始まったるルネサンスも、進化した技術そのものをより誇張するようになった

それが、後期ルネサンスであるマニエリスム。

ざっと16世紀前半。

梓
どういうところがやりすぎなんですか。
まず、技法。

身体の動きが不自然になる。

あとは主題。

絵画のテーマがやりすぎのせいで、ちょっと何言ってんのかわからない。

この『愛のアレゴリー』にも、さまざまな意味が込められているんだけど……

梓
はて、素人にはさっぱり。
研究者の間でも、キャラクターの仕草なんかの解釈が分かれることがあるぐらいだからね。
梓

 

『いびつな真珠』はドラマチック! バロック美術

カラヴァッジョ『キリストの埋葬』

(ヴァチカン美術館、ローマ)

 

人目を引いて対抗宗教改革!
梓
対抗宗教改革?

宗教改革なら聞いたことありますけど。

バロック美術は17世紀。

16世紀に起きた宗教改革で新興勢力のプロテスタントが勢力を増すなか、旧勢力のカトリックも巻き返しを図ろうとした。

そんな時代に生まれたのがバロック美術。

梓
ちなみに、バロックってどういう意味なんですか。
いびつな真珠。

もともとは、

「均整のとれていたルネサンス時代に比べて、表現が劇的になりすぎて違和感がある」

という批判だったらしい。

陰影表現で人目を引くドラマチックなバロック美術は、特にイタリアやスペイン、フランスといったカトリック世界で好まれた。

梓

 

まとめ

  • ルネサンスでは、古代ギリシャ・ローマを理想とする人間らしい表現が数多く生みだされた。
  • マニエリスムは、後期ルネサンス。技法やテーマが尖っていく時代。
  • バロックでは、カトリック世界のイタリア、スペイン、フランスで、劇的な表現が生まれた。

 


 

「そこそこわかる西洋絵画の歴史と見方」のシリーズをまとめてます。みんな、チェックしてくれ~。

 


 

バロックを代表する画家、カラヴァッジョやフェルメールに関する記事をまとめてます。みんな、チェックしてくれ~。

 


 

参考文献

〇大塚国際美術館・NHK文化センター・有光出版株式会社(1998)『西洋絵画300選』(有光出版)
〇城一夫(2012)『常識として知っておきたい「美」の概念60』(パイ インターナショナル)
〇早坂優子(2006)『鑑賞のための西洋美術史入門』(視覚デザイン研究所)
〇早坂優子(1996)『巨匠に教わる絵画の見かた』(視覚デザイン研究所)

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