
今回は「神社とお寺の違い」シリーズ第3弾。


前の記事を見たい人はこちらをチェックしてくれ~
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目次
何を拝むのか
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たしか、種類もいっぱいあったような。
如来
菩薩
明王
天
の4種類だ。
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釈迦如来(飛鳥寺、奈良)

千手観音像(仁和寺、京都)

降三世明王像(仁和寺、京都)

金剛力士像(東大寺、奈良)


仏像の種類についてもっと知りたい人は、こちらの記事を見るまぼよ~
参拝方法
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まずは山門を通るけど……

山門「仁王門」(長谷寺、奈良)
- 入口の総門や山門で、まずは合掌
- 入口の一段高くなっている「敷居」は踏まずにまたいで通る。
手水舎でお清め

手水舎(四天王寺、大阪)
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- ①右手で水を汲む
- ②左手を清める
- ③右手を清める
- ④左手に水を溜める
- ⑤左手の水で口を清める
- ⑥残りの水で柄杓の柄(え)を清める
拝む

本堂(善水寺、滋賀)
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お寺でゴーン! お寺と言えばやっぱり釣り鐘!?

梵鐘(青蓮院門跡、京都)

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仏事の予鈴や、朝夕の時報に加えて除夜の鐘としても有名だね。
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初詣は神社? お寺?
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「三社参り」という言葉もありますし。
ああ、でも、除夜の鐘はお寺だし……
ああ、わからないまぼねえ!
そもそも、初詣自体が、明治時代以降に生まれた最近の風習なんだ。
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実は、結論を先取りして言えば、「初詣」は鉄道の誕生と深くかかわりながら明治中期に成立したもので、意外にも新しい行事なのである。
この新しい行事が定着してしばらくたって、後を追うように明治末期以降に俳句の世界に「初詣」という季語が登場したわけで、古句のなかに「初詣」という言葉が見つからないのもそのためなのである。
平山昇(2012)『鉄道が変えた社寺参詣 – 初詣は鉄道とともに生まれ育った』 (交通新聞社新書)

御朱印は神社と寺で分ける? 分けない?

神社と寺がいまのようにはっきりと分かれたのは明治以降の話。
昔は、神さまと仏さまは同じような存在として考えられていたんだ。
この神と仏を一緒と考える「神仏習合」の話は、このシリーズの最後に紹介するよ。
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御朱印にまつわるあれこれは、こちらのブログが詳しかったのでご紹介させてもらいますマボ~
まとめ
- お寺では、「如来」「菩薩」「明王」「天」といった仏を拝む
- 総門、山門をくぐるときは合掌してから
- 手水舎でのお清めは神社と一緒
- お寺といえば釣り鐘!
- 初詣の起源は明治時代、神社に行ってもお寺に行ってもOK!
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のシリーズをまとめてます。みんな、チェックしてくれ~。
参考文献
- エイ出版社編(2012)『お寺の基本』(エイ出版社)
- 平山昇(2012)『鉄道が変えた社寺参詣 – 初詣は鉄道とともに生まれ育った』 (交通新聞社新書)