【ノイシュヴァンシュタイン城】ヴィッテルスバッハ家の白亜の城

こんにちは、はてはてマンボウです。

 

ノイシュヴァンシュタイン城

(フュッセン、バイエルン州)

学研パブリッシング(2012)『世界の美しいお城』(学研プラス)より

 

ひょええ、今回は美しいお城がテーマまぼねえ。
今回はシンデレラ城のモデルにもなった

 

ドイツの世界遺産・ノイシュヴァンシュタイン城を取り上げるよ。

 

実際に旅行に行ったような気分でぜひお楽しみを。

梓

 

ノイシュヴァンシュタイン城までのアクセス

 

ノイシュヴァンシュタイン城のあるフュッセンには、

 

バイエルン州の州都ミュンヘンから快速電車・約2時間で到着する。

梓

 

 

ぼぼぼ、車窓も見らず電車の中でマンボウはのーんびり、すやすや。

 

 

ほら、マンボウちゃん。目的地が近づいてきたよ。
梓
はて~

山には雪もかかってますねえ~

ノイシュヴァンシュタイン城はロマンチック街道の終着点。

 

オーストリアやスイスとの国境に近い、山間にあるんだ

梓

 

 

ヒュッセン駅に着いてからは、シャトルバスに10分ぐらい乗ると、ノイシュヴァンシュタイン城の麓に到着だ。
梓

 

ノイシュヴァンシュタイン城へは、徒歩・バス・馬車のいずれかで到着できる。
梓
ひょええ~

馬車って初めて見ましたマボ!

サラブレッドと違って、すごく脚が太いわねえ。

 

 

 

道中からの眺めはミニチュアの世界みたいに美しいわねえ。

 

あそこに見えるお城はなんですか。
あれは、ホーエンシュヴァンガウ城

19世紀に建築された城で、「聖なる白鳥の里」の意味。この土地の名前でもある。

実はこの城が、ノイシュヴァンシュタイン城と大きく関係しているんだ。

梓

 

ホーエンシュヴァンガウ城が若きルートヴィヒ2世を目覚めさせる

 

この地はリヒャルト・ワーグナーのオペラ『ローエングリン』で有名な白鳥伝説ゆかりの地だった。

 

この伝説にちなみ、ホーエンシュヴァンガウ城の中には中世騎士伝説や『ローエングリン』の壁画に溢れている。

 

すると、この城で幼少期を過ごしたルートヴィヒ2世はロマンチックへ傾倒し、ノイシュヴァンシュタイン城建設へ着手することになった。

梓

 

バイエルン王 ルートヴィヒ2世

 

ルートヴィヒ2世の過度ともいえる権力意識、帝王意識の原因は、この辺の教育の失敗に見いだせる。

ルートヴィヒは青年時代父から継いだホーエンシュヴァンガウ城で多く過した。

城内には中世の伝説の世界やドイツの歴史を描いた壁画がいたるところに見られ、若き王子に少なからず影響を及ぼした。

ロマンチックなものへの傾倒が強くなり、高貴なものへの愛が目覚めた。

(中略)

1861年2月2日ミュンヘンの劇場ではじめてリヒヤルト・ワーグナーのオペラ「ローエングリン」を観ていたく感激し、これが決定的運命の出会いとなった。

 

ジュリウス・デゼィンク『王城 ノイシュファンシュタイン』

(ウィルヘルム・キーンベルガー出版有限会社)

 

ノイシュヴァンシュタイン城の歴史

 

 

 

ノイシュバンシュタイン城に着きました!

このすばらしいお城ですけど、どんな歴史があるんですか。

さっきも触れたとおり、ルートヴィヒ2世はちょっと変わった育ち方をした王だった。

そんな彼の「妄念」とも言える結晶が、ノイシュバンシュタイン城なんだ。

梓

 

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとしても知られるノイシュヴァンシュタイン城。

おとぎ話に出てきそうなこの美しい城を建てたのは、若くしてバイエルン王国の王となり、「狂王」の異名をもつルートヴィヒ二世。

芸術を心から愛し、中世騎士道へのあこばれを強く抱いていた人物で、普墺戦争でプロイセンに敗れると、次第に自分の世界に引きこもるようになっていった。

ノイシュヴァンシュタイン城は、王の現実逃避のために造られた城なのである。

(中略)

一八六九年に着工され、一八八六年に居住できるレベルに建設が進むと、王は首都ミュンヘンに戻らず、この城を居城とする。

しかし、そのわずか一〇二日後、あまりの浪費ぶりからは王はベルク城に軟禁され、

その翌日、主治医とシュタルンベルク湖畔を散歩中に謎の死を遂げる。

 

学研パブリッシング(2012)

『世界の美しいお城』(学研プラス)より

 

こんな美しい城に、そんないわくつきの歴史があったとは……

 

白鳥とオペラの世界に彩られた城の内部

さて、城の内部を辿っていくと、

美しいその外壁とは裏腹の、

 

ある種のおどろおどろしささえある神話的な世界が広がる。

梓

 

以下、引用部分はノイシュヴァンシュタイン城 公式HP「城内ツアー」より

 

ローワーホール

 

なんだか、ほの暗いところに壁画が続くホールからスタートしています、マボ。
これもまた、ワーグナーのオペラ『ニーベルングの指環』に関連する神話が描かれているんだ。
梓

寝室

 

ルートヴィヒ2世のすべての住居と同様に、王の寝室は特に豪華です。

モチーフはトリスタンとイゾルデの伝説で、2人の主人公は壁画だけでなく、ドアの彫刻やタイル張りのストーブの陶器の姿にも登場します。

ネオゴシック様式のステートベッドとシートカバーは青いシルクで、刺繍とアップリケのライオン、白鳥、王冠、ユリ、バイエルンの紋章が付いています。

最も珍しい特徴の1つは、銀メッキの白鳥の形をした噴水を備えたウォッシュスタンドです

小さな白鳥はまた、洗浄スタンドセットを飾る – 水差し、スポンジ、石鹸容器 – エドゥアルドウォレンウェーバーによって設計されました。

 

サロン

この部屋の壁画は、ルートヴィヒ2世が特にグレイルナイトのテーマと白鳥のモチーフのために識別したローエングリンサガのシーンを示しています。

白鳥はシュヴァンガウの騎士としてのルートヴィヒの紋章動物でもありました。

ベッドルームと同様に、カーテンとカバーは青いシルクで作られており、白鳥とユリが刺繍されています。

 

は、白鳥がやたらと出てきます……

洞窟

 

温室

 

室内なのに、なぞの人工洞窟と温室を抜けていきます……

 

シンガーズホール

歌手のホールは王のお気に入りのプロジェクトの一つであり、城の中で最も重要な部屋である玉座ホールの隣にありました。

これは、パラスの東部の4階の全体を占め、ヴァルトブルクの2つの歴史的な部屋の組み合わせである – フェスティバルホールと歌手のホールです。

ヴァルトブルクの歌手ホールは、リチャード・ワーグナーのオペラ「タンホイザー」でも取り上げられている有名な歌手コンテストの場所と言われています。

 

美しい外見からは想像もつかない、白鳥とオペラのために造られたお城だったんですねえ。
ノイシュバンシュタイン城の

「ノイ」は新しい、

「シュヴァンシュタイン」は「白鳥の城」

の意味。

 

ノイシュヴァンシュタイン城は「新たなる白鳥の城」ということ。

 

名は体を表すというわけだったんだね。

梓

 

まとめ

  • ノイシュヴァンシュタイン城はシンデレラ城のモデルでもある
  • ホーエンシュヴァンガウ城で育ったルートヴィヒ2世は、白鳥と神話への妄念を抱いて育った
  • ワーグナーのオペラへの想いと白鳥のモチーフがノイシュヴァンシュタイン城には詰まっている

 

参考資料

  • 学研パブリッシング(2012)『世界の美しいお城』(学研プラス)
  • ジュリウス・デゼィンク『王城 ノイシュファンシュタイン』(ウィルヘルム・キーンベルガー出版有限会社)

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