こんにちは、はてはてマンボウです。
今回は、画家の紹介マボか。
今回は、日本ではあまり知られていない、スペインの印象派の画家・ソローリャを紹介するよ。
梓
ホアキン・ソローリャとは?
ホアキン・ソローリャは、(1863年~1923年)はバレンシア出身。
肖像画や風景画を中心に描いた印象派の画家だ。
梓
『浜辺の子どもたち』
(プラド美術館、マドリード)
- 典型的な作品には、故郷の大地、太陽の降り注ぐ海辺の人々、そして風景の巧みな表現といった特徴がある。
- コレラで両親を失い孤児になるものの、叔母と叔父に育てられながら、9歳で美術教育を受ける。
- 18歳でマドリードを訪れ巨匠の絵画を学ぶと、22歳のとき、ローマで4年間絵画を学べる助成金を得た。その後、パリでの長い旅を経て、近代絵画を出展するようになった。
『Joaquín Sorolla – The Paintings』(Independently published, 2018)より私訳
苦労をしながらも、才能を開花させていったんですねえ。
絵にも、明るい日差しの差す海辺の人たちに、印象派の技法がしっかり使われている感じがしますマボ。
滑らかな肌に健康的な雰囲気が感じられます!
ソローリャ美術館
ソローリャがマドリードに構えていた家とスタジオはいまも美術館として保存されているんだ。
スペインの繁華街の中に、ひっそりとした館が見えてきたら、それがソローリャ美術館。
ソローリャの優れた絵画がたっぷりと収蔵されているすばらしい場所だよ。
梓
- アーティストの家の博物館の中でもヨーロッパで最も保存状態が良いものの1つで、ソローリャ自ら設計した庭は、街の小さなオアシスであり、ソローリャの絵画でも主題として表現されています。
- 1925年、家と全ての家具類は、ソローリャの妻によってスペイン政府に遺贈されました。
- 美術館は1932年にオープンしました。美術館では元の装飾がそのまま保存され、彫刻、陶磁器、伝統的な服やジュエリー、手紙や写真など、生涯を通じてソローリャが集めたオブジェクトのほとんどが見られます。
まさに都会のオアシスにふさわしい邸宅……
優雅な装飾品も楽しみながら、絵画もたっぷりと鑑賞できるなんてすてきねえ。
ソローリャの作品の数々
ここからは、ソローリャの作品の数々を紹介していくよ。
梓
ソローリャ美術館の収蔵品
『縄跳び』
『裸の女』
妻クロチルドを描いたと思われる肖像画で、ソローリャ自身の実力が最高潮に達していたときに描かれた一枚だ。
梓
『浜辺の散歩』
『馬の入浴』
『母』
他箇所の収蔵品
『悲しき遺産』
(バンキア、現・カイシャバンク)
『悲しき遺産』は、ソローリャのキャリアの転換点となった作品。
バレンシアの海で入浴している生涯を持つ子どもたちとこれを見守る神父を描いている。
絵のタイトルは、遺伝性梅毒の犠牲となった子どもたちを意味していると言われている。
この絵は、1900年にパリでグランプリとなり、1901年にはマドリードの国際大会で名誉勲章を授与された。
梓
『水浴、ハベア』
(メトロポリタン美術館、ニューヨーク)
『海辺の子どもたち』
(フィラデルフィア美術館、フィラデルフィア)
『娘』
(ハバナ国立博物館、ハバナ)
明るい日差し、輝く海、そして人々が、さまざまなテーマで描かれているマボねえ。
マドリードの美術館に行ったり、画集を眺めたりしてみたいマボね!
まとめ
- ソローリャはスペインを代表する印象派の画家。マドリードには、彼の家とアトリエをもとにした博物館も。
- 明るい日差しや海を中心に、肖像画や風景画を数多く描いた。
参考資料
- 『Joaquín Sorolla – The Paintings』(Independently published, 2018)
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